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今季のF1開幕戦に黄信号、バーレーンの政情混乱で

 中東バーレーンでの反政府デモの激化を受け、同国で来月予定される自動車レース、フォーミュラ・ワン(F1)の今季開幕戦の実施が危ぶまれる情勢となってきた。バーレーン・グランプリ(GP)は3月11~13日、参戦チームの練習走行などは同3~6日の日程となっている。
 同国ではチュニジア、エジプトの政変に触発される形でハリファ首相辞任などを要求する反政府行動が先鋭化し、デモ参加者2人が死亡している。
 GPが行われるバーレーン国際サーキットの最高責任者は、レースを成功裏に終えることが出来るかどうかに最大の注意を払っていると説明。同国政府の関係当局と協力し事態を注意深く見守っているとし、新たな展開があれば適切に対応すると述べた。
 F1を統括する国際自動車連盟のバーニー・エクレストン副会長は、反政府デモの激化がGP実施に悪影響を与える危険性は明確にあるとの見方を表明。英紙デーリー・テレグラフに対し、反政府派が世界の注目を集めるためバーレーンGPの舞台で問題を起こすことは難しくないとの懸念を示した。
 バーレーンの人権団体幹部は、今年のGPは平穏に実施されないと指摘し、「死亡者が出たことで抗議行動は簡単には終了しない」「(GP取材などで)多数の記者が訪れている時、政府が従来のように馬鹿げた方法で対応するなら流血の事態となる。そうなれば、一段と国内情勢への注目を集めることになる」と述べた。
 バーレーンGPは2004年から始まったもので、06年以降はシーズン開幕戦となっている。

Unrest in Bahrain threatens opening grand prix of season – CNN.com
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Bahrain International Circuit | The Friendly F1 Motorsport Venue