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青木繁の下絵、新たに発見 没後100年公開へ

 国の重要文化財「海の幸」などで知られる洋画家青木繁が描いたスケッチなど約60点を、愛知県岡崎市の男性が所有していることが16日、分かった。青木繁の作品を多く所蔵する石橋美術館(福岡県久留米市)が確認した。一部は同美術館での特別展で公開される。
 同美術館によると、新たに見つかったのは、下絵や和歌、メモなどで、スケッチブックの用紙などに、主に鉛筆で描かれているという。
 今年は青木繁の没後100年にあたり、石橋美術館が特別展の開催を計画。岡崎市の愛好家の男性が1月、同展への協力を申し出たことから、確認された。
「海の幸」は1904年、千葉県館山市布良(めら)で描かれた。見つかったスケッチ類には同年のものが最も多く、布良の地名の入ったメモ類と一緒に、「海の幸」につながったとみられる魚や漁師の家族を描いた「帰漁する父子」などのスケッチも約10点あった。
 釣りざおや絵の具を買うための借用書のような書き込み、館山市のある房総半島の地図も確認された。
 発見された約60点のうち20点ほどが、石橋美術館での特別展で、3月25日から5月15日まで公開される。特別展は京都国立近代美術館(5月27日~7月10日)、ブリヂストン美術館(7月17日~9月4日)でも開かれる。

Wikipedia : 青木繁
石橋美術館 | ISHIBASHI MUSEUM OF ART
京都国立近代美術館 | The National Museum of Modern Art, Kyoto
ブリヂストン美術館 | BRIDGESTONE MUSEUM OF ART