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タイ、サンゴ礁の白化でダイビングスポット閉鎖

 タイの国立公園管理当局は20日、海水温の上昇でアンダマン海域のサンゴ礁が打撃を受けているとし、海域内のダイビングスポットを閉鎖すると発表した。アンダマン海はマレー半島とアンダマン諸島、ニコバル諸島の間にある。
 同局によると、タイ南部の1万5000ヘクタールのサンゴ礁の半分以上が主に海水上昇によって引き起こされる白化(ブリーチング)被害を受けており、七つの国立公園にまたがるダイビングスポットが閉鎖される。当局者はロイター通信に対して、「これはサンゴ礁復活のための措置だ」と述べた。
 ただ、同局の担当者は対象スポットがいくつあるのかやサンゴ礁がどの程度の被害を受けているのかは明らかにしなかった。
 サンゴ礁の白化は、アンダマン海の全域で水温が上昇したあと、昨年5月に初めて報告された。東南アジアの他の地域でも同様の被害が見られ、タイに向かい合うスマトラ島北端のナングロ・アチェ・ダルサラム州では5~8月に一部の種の80%が死んでいるのが国際調査グループによって見つかっている。
 海洋保護団体などはサンゴ礁の上を歩くことや、その上でのボートの係留、アンダマン海の汚染といった観光客・観光業界の無秩序な行動が白化の原因だとしているが、国立公園管理当局の担当者は世界的な温暖化が理由だと見ている。米海洋大気局(NOAA)のサンゴ礁ホットスポット・サイトによると、アンダマン海の水温は4~5月に34度と、長期的な平均水温を約4度上回った。

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タイの国立公園、一部地域でダイビング禁止

 タイ政府はサンゴ礁の保護のため、21日付で国立公園7カ所の一部地域でダイビングを禁止した。

 7カ所は▽ハージャオマイ国立公園(トラン県)▽ペトラー諸島国立公園(サトゥン県)▽タルタオ国立公園(サトゥン県)▽チュムポン諸島国立公園(チュムポン県)▽ハードノパラターラー―ピーピー諸島国立公園(クラビ県)▽スリン諸島国立公園(パンガー県)▽スミラン諸島国立公園(パンガー県)――。ダイビング禁止は国立公園内の一部地域。

Bangkok Post : 18 dive sites closed to save coral reefs
กรมอุทยานแห่งชาติ สัตว์ป่า และพันธุ์พืช
Mu Ko Surin National Park | スリン諸島海洋国立公園
Mu Ko Similan National Park | シミラン諸島海洋国立公園
Mu Ko Chumphon National Park | チュンポーン諸島海洋公園
Hat Noppharat Thara – Mu Ko Phi Phi National Park | ハート・ノッパラットターラー=ピーピー諸島海洋国立公園
Hat Chao Mai National Park | ハート・チャオマイ海洋国立公園
Mu Ko Phetra National Park | ペートラー海洋国立公園
Tarutao National Park | タルタオ諸島海洋国立公園