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「買う前に考えて」、ゴミのアート展で消費主義に警鐘 ルーマニア

 消費主義が環境に与える影響に警鐘を鳴らそうと、ルーマニアの首都ブカレスト(Bucharest)にある巨大ショッピングモールで、全てゴミでできたアートの展覧会が開かれている。
 主催するのは、持続可能な発展を提唱する地元の運動グループ。代表のイリー・ブリー(Ilie Brie)氏は、「ショッピングモール内で目にするものは小さなものから大きなものまで、あるいは手の届きにくいものから手軽なものまで、何もかも最後はゴミになるということを、訪れる人々に比喩的に伝えているんだ」と説明する。
 「私たちの態度や買いたいという願望の1つ1つがゴミを生んでおり、それを処理する方法を誰かが見つけなくてはならないのだ、ということを思い出してほしい」
 展示は、廃棄されたTVセットやコンピューター、電球やビニール袋などを素材に、ゴミ収集からリサイクルまでの過程を表現している。ビールの空き缶や瓶の栓などからできた彫刻や家具も並ぶ。また、ピクニック客などが置いていったゴミがあふれる森や浜辺を再現した展示もある。
 ルーマニアでは環境保護は後手に回っている。9月には環境省と複数のNGOが「全国そうじの日」を設け、ボランティアが各地の野原や森、河川などを清掃した結果、大きなゴミ袋55万個分ものゴミが収集された。

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