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平壌に大規模高句麗古墳 日朝が合同学術調査

 北朝鮮の平壌市楽浪区域で昨年、5世紀ごろに築造された大規模な高句麗壁画古墳が発見された。共同通信社は14日までに学術調査団を現地に派遣、北朝鮮の社会科学院考古学研究所と合同学術調査を実施し、崩落を免れた天井や壁のほぼ全面に壁画やその痕跡を確認した。
 高句麗時代の旧楽浪郡中心地域での壁画古墳発見は初。日本を含めた古代東アジアの歴史や文化交流、絵画史などを考察する上で第一級の史料となりそうだ。壁画の全容が分かれば、約34年前に発見され世界遺産に登録された徳興里古墳(南浦市)に匹敵するとみられる。
 北朝鮮側は発見場所から「東山洞壁画古墳」と命名。今後、国宝に指定、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に世界遺産登録を追加申請する方針。(共同)

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平壌に大規模高句麗古墳 日朝が初の本格合同調査

 【平壌共同】北朝鮮の平壌市楽浪区域で昨年、5世紀ごろに築造された大規模な高句麗壁画古墳が発見された。共同通信社は14日までに学術調査団を現地に派遣、北朝鮮の社会科学院考古学研究所と合同学術調査を実施し、崩落を免れた天井や壁のほぼ全面に壁画やその痕跡を確認した。
 平壌近郊などに分布する高句麗古墳群のうち、旧楽浪郡中心地域での壁画古墳発見は初。古代東アジアの歴史や文化交流、絵画史などを考察する上で第一級の史料となりそうだ。
 北朝鮮側は「東山洞壁画古墳」と命名。今後、国宝に指定、国連教育科学文化機関に世界遺産登録を追加申請する方針。
 日本と北朝鮮による本格的な合同学術調査は初めて。日本から東大の早乙女雅博大学院教授、サイバー大の青木繁夫教授の研究者2人が参加。
 同古墳は、石室を覆う墳丘も残っていて直径約35メートル、高さ約8メートル。石灰、炭、赤色粘土が交互に積まれた構造が初めて確認された。約16メートルの墓道の先に南南東に開いた古墳の入り口と羨道があり、長方形の前室と遺体を安置する後室が狭い通路でつながっていた。

明日香村の高松塚古墳壁画との関連も指摘されている高句麗壁画古墳。今回の調査でどのような発見があるのか楽しみだ。ところで日朝関係がギクシャクしているなかで、北朝鮮側が日本の研究者を受け入れるのかとちょっと思ったが、高句麗古墳群が世界遺産登録時に画家・平山郁夫が支援したという経緯があったんですね。

Wikipedia : 楽浪区域
Wikipedia : 高句麗古墳群