雛祭りの日に今までテレビで何度も見たことがある「雛流し神事」を実際に見ようと淡嶋神社へ行って来た。この神社には男びな女びなの始まり、雛祭りの語源、雛祭りが三月三日になった由来など雛祭りの「起源」があるようだ。
神事の開始は正午から海岸で行われるが、その前に境内へ。敷地はさほど広くは無いが、あちこちに様々な人形が所狭しと並べ置かれている。本殿の中にも全国から持ち込まれたり送られてきたと思われる数え切れないほどの雛人形が納められている。神事に使われる小舟も置かれていた。多分昔は神社前の砂浜あたりから流したのであろうと想像するが、現在は500m程離れたところにある、堤防を一部切り開いてスロープが設置されている場所から流す。このスロープは前にある造船所(木製の小規模の漁船などを造る)のものらしい。
午後1時過ぎに雛人形たちが3隻の小舟に積まれスロープに運ばれて来て神事が始まった。お祓いが終わると海に向けて小舟が流される。元々昔は小舟を海に送り出して終わりだったらしいが、現在は海上を漁船などの船舶の往来が頻繁で危険なのと環境問題とかもあって少し離れた海上までボートで牽引し、その後神社前の砂浜へ移動させてそこで焼却する。最後の砂浜まで見たが、様々な人の想いがこもった人形たちが燃えてゆく様子はなんとも感慨深い。
ついでですが、地元の人らしき会話を小耳にはさんだところ、淡嶋神社へ恋人同士で行かない方がいいらしい。この神社は婦人病や安産などに御利益がある女性のための神社で、神様がカップルを見ると嫉妬して別れさせるとのこと。とは言うものの授与所では「縁結び」のお守りも売ってるので真偽のほどは定かではありません・・・。

淡嶋神社境内

淡嶋神社境内

淡嶋神社境内

淡嶋神社境内

淡嶋神社・雛流し神事

淡嶋神社・雛流し神事

淡嶋神社・雛流し神事

淡嶋神社・雛流し神事