Archive for 1月, 2007

東京3日目 浅草寺界隈

帰阪の飛行機まで時間がたくさんあって美術館めぐりをしたいところだが、月曜日は殆どが休館日なので浅草へ行くことに。昨年10月末にも行ったが、その時は到着したのが夕方で浅草寺へちょこっと立ち寄った程度だったので今回はその周辺をぐるぐる散策してみた。
まずは仲見世通りの途中から西へ延びる伝法院通りへ。通りの入口から一見するとどうってことないのだが、店舗などをよく見ながら歩くと店の屋根に「鼠小僧」が乗ってたりするなどさまざまな江戸情緒を醸し出す趣向が凝らされていて面白い。
伝法院通りを抜けると「すしや通り」と「ひさご通り」を結ぶ「六区ブロードウェイ」に出る。浅草演芸ホールをはじめロック座・浅草中映・浅草新劇場などなど続き、この通りで落語からストリップ・日活ロマンポルノ、懐かしの名画に至るまで楽しめてしまう濃いエリアだ。上映中作品もそうだが何よりもポスターが博物館にあるようなレトロなもので、タイムスリップしたようでちょっと感動した。この界隈はテレビが普及するまではかなりの賑わいがあったようだ。六区ブロードウェイの南側に続く「すしや通り」に入った。名称のとおり明治頃には寿司屋が多く並んでいたようだが現在は3軒ほどしか目に付かなかった。この通りにある「浅草 工房文字細工」という店でストラップを作ってもらうことに。2個依頼したが制作時間は15分ほど。
ストラップを作ってもらってる間に昼飯を食べることに。何を食べようかと新仲見世通り入ると「勇新」という鯨専門店を発見。子供の頃は鯨肉はどこでも売っていてよく食べたが捕鯨禁止になって以来、なかなかお目にかかれなくなった。注文したのは「鯨焼肉丼(1,200円)」。口に入れた瞬間、「食べたかったのはこれや!」と思わず心の中で叫んでしまった。久々に満足度200%の食事だった。
昼食を終えてストラップを受け取りに行き、今度は六区ブロードウェイを挟んで反対側にある「ひさご通り」へ。この通りの一角に「台東区立江戸下町伝統工芸館」というギャラリーがあり立ち寄る。1階の壁に伝統工芸職人たちの写真がずらっと並べてあり、1階・2階にその製品が展示されていた。この大量消費時代に何十年・何百年も受け継がれて来たであろう職人技で、現在もこうして製品が作られているのを目の当たりにすると感慨深い。
次に「花やしき通り」へ向かう。ここにある「花やしき遊園地」に行って見たかったのだが残念ながら臨時休業だった。花やしき通りを抜けて浅草寺へ。ここでおみくじを引いてみた。結果は「吉」、その中の「旅行」を見ると「道中、様々な難に堪えましょう」とあった。それを見てどんな「難」があるのかな、まあ気をつけようと思いつつカメラで風景を写そうとシャッターを押したら、な!なんと!メモリーカードがぶっ壊れましたぁ!上京してから今まで3日間に撮った写真データがすべて成仏(涙)。いきなり「難」が襲来。恐るべし浅草寺のおみくじ。まあ、予備のメモリーカードを持ってたので浅草界隈だけは撮り直し出来たし、全体運的な内容では良い事が重ねておこりそうとあったので気にしないでおこう(笑)。
その後、羽田に向かい帰阪した。

東京2日目 美術館めぐり~東京ドーム

今日も美術館巡りをすることに。夕方から東京ドームへ行く予定だったのでホテルの近場の美術館に絞り込んだ。まずは今週末にオープンする国立新美術館の外観を見に(オープン前なので中に入れない)六本木へ移動。外観を見ただけでも行きたくなるような美術館だった(設計は黒川紀章)。どうやらリヨンの三ツ星レストランが美術館内にあるらしい。料理の匂いが美術館内に広がらない工夫もされてるとか(ソウル市立美術館も見習ってくれ!)。それとここのランチが1,800円とのこと。
日比谷線で恵比寿へ移動。恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館へ(「光と影」(3F)、「球体写真二元論:細江英公の世界」(2F)、「日本の新進作家 vol.5-地球(ほし)の旅人-」(B1F) )。写真は感動みたいなのがストレートに伝わって来る。
宿がある銀座に戻って東京国立近代美術館フィルムセンターへ。「生誕110周年記念 衣笠貞之助の世界」(7F)を観てこの展示以外に昔の映写機や撮影カメラなどの展示もあったので鑑賞。ちなみに東京国立近代美術館の本館と工芸館は少し離れた竹橋にある。次にブリヂストン美術館へ行き「じっと見る 印象派から現代まで」を鑑賞。ここの所蔵品は中途半端な公立美術館より凄いと個人的には思った。一旦宿に戻る前に東京国際フォーラムへ立ち寄って敷地内でフリマをやってたのでそれを見て帰った。
1時間ほどホテルで休んで東京ドームへ。日本元気プロジェクト KANSAI SUPER SHOW「太陽の船」を観た。サイトには「豪華キャスト」で「特別ゲスト・長渕剛」とあったが個人的に見たかったのは上戸彩(笑)。この公演、「豪華キャスト」だけのものかなと思ってたけど何と開演序盤から「その他大勢」が2千人位いて驚いた。凄過ぎ。見終わっての感想としては長淵の時間を割いて上戸彩にもっと出て欲しかった(クドイ?)。

東京1日目 美術館巡り

朝に羽田に到着。上京目的のメインは明日(日曜日)にあるのだが、だからと言って前日に来た深い意味は無く単なる気まぐれ(笑)。それで一日何をしようかと機内で考えて美術館巡りをすることに。空港から上野公園へ直行し美術館巡りを開始。
まずは国立西洋美術館「中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画とフランス近代彫刻」。第2・4土曜日は入場無料と言うとことでタダで観覧できた。続いて国立科学博物館「大英博物館・ミイラと古代エジプト展」。最初に3Dシアターを見る事から始まる。これの上映時間ごとに入場案内があるが、係員に申し出てこれをパスし展示物の方へ。次は東京国立博物館(平成館)「悠久の美・中国国家博物館名品展」。特に鋳造物の精巧さに驚いた。あと平成館の隣、表慶館(明治末期の洋風建築)のドーム内部が美しかった。
上野から新宿へ移動。東京オペラシティー・アートギャラリー「土から生まれるもの ─ コレクションがむすぶ生命と大地」。この手の造形物は全く理解不能(笑)。ただ眺めただけ。隣接する「新国立劇場」の建物は美しかった。次に損保ジャパン東郷青児美術館「DOMANI・明日」展2007」。目的は開催中の展覧会よりゴッホの「ひまわり」。これが53億円の絵画かと溜息。
新宿から渋谷へ移動。太田記念美術館「ギメ東洋美術館所蔵・浮世絵名品展」。先日、フランス国立ギメ東洋美術館所蔵の葛飾北斎「龍図」と、この美術館所蔵の「虎図」が対幅であることが判明。フランスに先駆けて100年ぶりに対にして展示。人が多すぎて、と言うより元々小さい美術館なのでゆっくり見れず。続いてBunkamuraミュージアム「スーパーエッシャー展」へ行くも最終日とあってかなりの行列。夕方4時半頃に行ったが、観覧どころかチケットを買うのに3時間待ち!それを聞き3秒で諦めて退散(汗)。
六本木ヒルズ・森美術館へ。他の美術館にここで開催の「日本美術が笑う」というチラシがあったので行ってみたが、実は開催が27日からということに美術館で気付く(汗)。チケット売り場の案内を見ると福山雅治の写真展をやってるらしいのだが見ずにミュージアムショップで買い物して本日の美術館巡り終了。銀座にある宿に向かいチェックインし、晩飯を食べに外出。食べ終わって店を出た時、ふと恵比寿ガーデンプレイスへ行こうと思い立ち日比谷線に乗って向かう。9時半過ぎに到着したが人影が殆ど無かった。意外と終わるのが早いんだな、ここ。広場のど真ん中に立派なシャンデリアが煌々と輝いてた。ひと回りして地下鉄駅へ戻る。駅に着いた時に20年近く前に行ったラーメン屋「香月」のことを思い出した。まだ営業してるのかなと記憶を辿りながら探すと店を発見。相変わらず人気があるようで5人ほど待っていた。さっき食事を終えたので食べるのは無理かなと思いつつ、魔が差して店内に入ってしまった。一人なのですぐに席に案内され注文(汗)。半分くらい残してしまった。

京都・初詣と蹴鞠始め

年末から3日までまったく外出してなかったので早起きして久々に外出し、朝8時に京都駅到着。まずは徒歩で西本願寺(正式名称・本願寺/世界遺産)へ。早い時間に到着したのと仕事始めのところが多いせいか人の姿はまばら。門をくぐった目の前にある御影堂が「平成大修復」の工事中(2008年まで)でかなり殺風景だ。境内を通りすぎただけで出た。
次に東本願寺(正式名称・真宗本廟)へ。こちらも御影堂が工事中(第1期工事2010年まで)で境内を通り過ぎただけ。東本願寺を出て近くにある渉成園(東本願寺の飛地境内)へ。こちらは庭園なのだが、時期的に彩が無い。やはり春とかに行った方が良さそう。
下鴨神社(正式名称・賀茂御祖神社/世界遺産)へ向かい、10時過ぎに到着。こちらも思ってたほど人は多くなかった。参道を上り楼門をくぐると舞殿と神服殿の間を囲むようにして両脇に長椅子が並べられてあり、2~30人がそこに座っていた。実は今回京都へ行ったメインの目的はここで「蹴鞠始め」を見ること。初詣はそのついでである(笑)。すでに座ってる人たちはつまり最前列で見ようと場所取りしてるわけだ。舞殿の中には椅子が置かれていて、ここからも鑑賞できるが有料席で、2千円(蹴鞠パンフ付きとなってるが、これ300円で売ってる)とかなり高い。外の長椅子は間近で見れて無料だ。「早起きは三文の得」のとおり、早朝から気合を入れて来ただけに楽々と席を確保。ところが蹴鞠が始まるまでの3時間以上をずっと座ったまま過ごすはめに。寒いうえにたった1時間しか寝ないで京都入りしたためにかなりキツかった。いざ蹴鞠が始まった時も一瞬記憶が飛んだり(汗)。蹴鞠はサッカーとは違って「優雅に」が基本らしい。そのために細かい決め事があり段位もある。
蹴鞠を見た後、普段は見れないらしい国宝・西殿(加茂建角身命)と東殿(玉依媛命)を拝観することに。拝観と言っても葵殿内からガラス越しでしか見れないが、見るだけではなく御祓いもしてくれた。御祭神・加茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)の化身は「金鵄八咫烏(きんしゃやたからす)」つまり導きの神なので交通や旅行安全のご利益があり、これで今年の逃亡旅行は安泰か(笑)。ちなみにおみくじは「吉」で「旅行」は「荷物をもう一度点検」でした。
下鴨神社の次にタクシーで上賀茂神社(正式名称・賀茂別雷神社/世界遺産)へ向かった。ここの御祭神・賀茂別雷命(かもわけみかづちのみこと)の父母は下鴨神社の加茂建角身命・玉依媛命(たまよりひめのみこと)である。こちらでも参拝したあと、小さい木製の馬がおみくじを咥えてるちょっと変わったおみくじを買った。「中吉」で「旅行」は「親しき人と行け」。うーん、一人旅が好きな当方としては微妙だなぁ。

下鴨神社・蹴鞠始め

下鴨神社・蹴鞠始め