Archive for the ‘ 05国内旅行記 ’ Category

大阪・2010 光のルネサンス

 3年前に行って以来、久しぶりに「OSAKA 光のルネサンス」を観に行った。朝からとても寒く、もともと行く予定では無かったが、深夜に大阪駅へ所要で出かける予定があったのでその前に立ち寄った。土曜日とクリスマスが重なり、しかも最終日とあって会場は大盛況のようだった。中央会場では前回に観た中之島図書館の「ウォールタペストリー」は順番待ちの長蛇の列を見ただけであっさりと諦めた。隣の中央公会堂の「光絵画」を楽しんだあと中央会場の中を散策してから西会場がある中之島へ移動。途中の橋や建物が様々なライトアップがとても美しかった。西会場での目的は夏にもお目見えしたが見に行けなかった巨大な「ラバーダック」。とても愛嬌がある表情で、風にあおられてゆっくりと揺れていた。再び中央会場まで川沿いを歩いて戻り大阪駅へ向かった。

大阪 光のルネサンス 中央公会堂


大阪 光のルネサンス 大阪市役所


大阪 光のルネサンス 大阪芸術大学作品


大阪 光のルネサンス 大阪大学中之島センター


大阪 光のルネサンス ラバーダック

・2010 大阪 光のルネサンス クルーズ
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 明後日12月26日をもって閉館となるサントリー・ミュージアムへ「ポスター天国」を観に行ってきた。館内に入ると1階には書籍などでしか見たことがない懐かしいような日本の古いポスターをはじめ、世界各国のめずらしいポスターが所狭しと展示されていた。1・2階の鑑賞は無料で4・5階のみ有料だった。19世紀末のポスター誕生から時代のテーマごとに分類された有料展示の方は大型作品が多く、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックアルフォンス・ミュシャアドルフ・ムーロン・カッサンドルルートヴィヒ・ホールヴァインアンディ・ウォーホルなど圧巻な作品がずらり。先日の投稿にも書いたが、これらの貴重なポスターは安藤忠雄・設計の建物とともに大阪市に寄贈されることになっている。
 ミュージアムを出て隣接する海遊館のイルミネーションを観て帰宅した。

asahi.com
「地域文化に貢献」 サントリーミュージアム26日閉館

 逆円錐(えんすい)形の特徴的な外観で知られるサントリーミュージアム「天保山」(大阪市港区)が26日、休館する。サントリー創業の地の大阪で1994年に開館し、来館者は延べ1149万人にのぼる。同館が果たした役割や美術館経営の難しさを、大森幸子支配人(57)に聞いた。

 ――26日で16年の歴史に幕を下ろします

 「作品を見た後、展示室から見える大阪港に沈む夕日が好きだった」という声も多く、お客様に支えられた16年間に今は感謝するばかりです。建物は市に寄贈、2万点のポスターコレクションは市に寄託します。地域活性化につなげていただければと考えています。

 ――ミュージアムが果たした役割をどう考えますか

 ポスター展のほか、絵画、工芸、写真などを集めた83の企画展を開きました。漫画家のアシスタントや現代アートの作家本人を招き、子どもに作品作りを教えるワークショップも開きました。地域の文化振興に貢献し、一定の評価をいただいたと思います。

 ――なぜ休館することになったのでしょうか

 開館当初、年間入場者数を150万人と見込んでいましたが、今年は85万人。年間数億円の赤字でした。社会貢献活動に当てられる資源は限られていますので、今後は環境分野に力を注いでいこうという方針になりました。大阪のみなさんには、申し訳ないという思いです。

 ――全国的に美術館の運営は厳しいと言われます

 美術館は公立であれ私立であれ、地域の理解と支援があって初めて充実します。どうしたら市民に喜んでもらえるかという「わが町の美術館」である意識も重要です。私たちは7、8年前から子ども向けのワークショップに力を入れ、その子どもが大人になることでファンを増やそうとしてきましたが、開館当初から取り組む必要があったかもしれません。(島脇健史)

     ◇

 同館所蔵の「グランヴィル・コレクション」など約500点を展示した「ポスター天国 サントリーコレクション展」は26日までの午前10時半~午後7時半(入場は同7時まで)。大学生以上500円。問い合わせは同館(06・6577・0001)へ。

【2010.12.26追記】
産経ニュース
惜しまれて…16年の歴史に幕 サントリーミュージアムが閉館 大阪

 大阪のベイエリア・天保山で、多彩な展覧会を開催してきたサントリーミュージアム「天保山」(大阪市港区)が26日、「ポスター天国 サントリーコレクション展」を最後に閉館した。最終日となった同日は愛好家ら約6千人が訪れ、最後を惜しんだ。
 同ミュージアムは平成6年11月、サントリーが80億円をかけて開館。巨大な3Dシアター「IMAXシアター」人気もあり、開館翌年には101万人が訪れた。だが、年間150万人を見込んだ来館者は70万人程度にとどまり、毎年数億円の赤字を計上。同社は昨年8月、閉館を決めた。
 同社は大阪市に建物と運営費約7億円を寄贈し、収蔵する世界有数のポスターコレクション約2万点も同市に寄託される。今後の建物の活用方法は、同市が年明けにアイデアを募集して決定する。
 この日は普段の週末よりもにぎわい、ロビーで記念撮影する人も。大阪府東大阪市の女性(61)は「くつろげるし、ここから見る海の風景も好きだった。休館は残念」と話していた。

サントリー・ミュージアム「ポスター天国」


サントリー・ミュージアム「ポスター天国」


サントリー・ミュージアム「ポスター天国」


海遊館 イルミネーション


海遊館 イルミネーション

2010 京都・紅葉

 京都各地の紅葉がピークを迎えているようで観に行った。人ごみが嫌いなのでたいていの場合は平日に行くことにしているが来週は行けそうにも無いので、おそらく紅葉シーズンのうちで最大の人出が予想される日曜日の今日に出かけた。どこへ行っても混んでいるだろうから向かう場所を嵐山だけに決めた。電車・バスなどでは面倒なので車で向かうことにしたが、当然ながら駐車場はすぐに満車状態になるので夜中のうちに出発して嵐山観光駐車場の前で待つ事に。早朝4時半ごろに駐車場前に到着。6時ごろにはけっこうな台数の車が列が出来ていた。駐車場に車を入れてまずは渡月橋界隈を散策。天気は快晴で日中は暖かくなったが早朝はかなり冷え込んだ。
 渡月橋からぶらりと落柿舎を経由して常寂光寺へ向かう。8時半すぎに到着したが開門は9時。すでに数十人の列が出来ていたせいか、8時40分頃に開門となり入山。山門を抜けるとまずは仁王門の周りの紅葉が目に入るが、今年の紅葉は色づきがとても良かった。ここ数年は葉っぱの色づきにムラがあったが、今年はシーズン前から予想されていたとおり溜息が出るほど美しく色づいていて、まさに「燃えるような紅葉」だった。仁王門だけではなく、登っていくと本堂や多宝塔周辺の紅葉も文句なしの色づき。こんな美しい紅葉を観たのは何年ぶりだろう。眠い目をこすりながら来た甲斐があった。
 常寂光寺でゆっくりと鑑賞したあと人ごみを避けて渡月橋の上流側にある嵐山公園へ向かった。この公園内にある紅葉も美しく色づいていた。その割には観光客が少ないので穴場な感じ。公園にある展望台からの眺めもなかなか良かった。ここでしばらくのんびりと過ごしたあと鈴虫寺に車で向かった。11時半頃に到着したが駐車場待ちの車が30台ほどいたのと、眠くなってきたのでもう諦めて帰宅した。

嵐山・渡月橋付近


落柿舎


常寂光寺・仁王門付近


常寂光寺・多宝塔


桂川沿いより


嵐山公園(亀山地区)展望台より


奈良・高松塚古墳壁画修理作業室公開

 第6回・国宝高松塚古墳壁画修理作業室の一般公開」へ行ってきた。場所は国営飛鳥歴史公園内だ。駐車場に入って右手奥に受付のテントが設置されている。ちなみに駐車場はとても広いが、バスが入ってくるために30台ほどしか利用できず、私の時は満車だったので向かい側にある民間の駐車場(500円)に入れた。受付を済ませると、班番号の札(首に掛けるようになっている)と「国宝高松塚古墳壁画修復作業室の公開」「高松塚古墳石室解体事業 発掘編」「高松塚古墳石室解体事業 解体編」という3部のパンフが手渡される。

高松塚古墳壁画修理作業室公開 配布パンフ


 集合時間になるとまずは事務所セミナー室(受付がある建物)で事前ガイダンスを10~15分ほど受ける。話の内容は先に配布されたパンフの内容にあるようなことを画像などを使いながら、昭和47年に壁画が発見されて以降、どういう経過で現在のようなカビによる劣化を引き起こしてしまったかなどの経緯の説明がメインだったような印象。要は現状までに悪化させたのは人為的な要因が大きいということ。ガイダンスが終わると部屋を出て公園敷地内にある修理作業室に移動した。作業室はカビが発生しないよう温度が一定に保たれているとのことで、見学は窓越しになる。見学通路は幅も狭いし短い。そのために一回の見学者数を制限しているのだろう。
 作業室の中には石室の上、下、四方の部分が規則正しく並べられてあった。一方向面にしか見学窓が無いために当然ながら窓側に置かれているものしか見ることができない。とは言ってもそれも窓から距離を置いてあるので表面を斜めから見るような感じになる。壁画とはっきり確認できたのは”飛鳥美人”として有名になった「西壁女子群像」くらい、「北壁玄武」はよく見ると黒い輪のように見え、「白虎」にいたっては壁画を認識することが出来なかった。いくつかの表面には錆びた色が大きく着いており(土に含まれる鉄分のせい)、見るも無残な感じだった。見学に立ち会っている文化庁(たぶん)職員に、「修理作業」ということは壁画の色彩など発見当時の状態に戻すのかと質問したところ、そこまでの修復は不可能でカビによる劣化を現状より悪化させない処理しかできないとのことだった。それならこんな大掛かりな施設を作っていつ終わるのか判らない作業をするより、表面を透過性がある樹脂か何かで固めてしまえば済むのではと素人考えでつい思ってしまった。さてさて、今後壁画はどうなるのでしょうか・・・。

国営飛鳥歴史公園
国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開追加募集について
第6回 国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開(PDF)
文化庁

和歌山県かつらぎ町・町立天野小学校界隈の「ほたるの里」へ。夕方に役場の観光課へ問い合わせてみると、今年は例年よりホタルが舞い始めるのが遅くてまだ少ないとのことだったが行ってみることにした。18:30過ぎには現地に到着していたが暗くなるまですぐ近くにある丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)にちょっと立ち寄ってみた。この神社は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産登録されている。鳥居をくぐると鏡池に「輪橋」と呼ばれる大きな太鼓橋が架かっており、それを越えると境内になっている。神殿の前には今月末にある神事のための茅輪が置かれていた。神社を出て数百メートル先にある天野小学校の前に車を止めて日が落ちるまで時間つぶし。20時頃に小学校裏の小川を眺めていると、ひとつふたつとホタルが舞い始めた。時間を追うごとに光の粒が増えて大量ではないものの充分に楽しめた。1時間ほど鑑賞したあと帰路に着いた。

丹生都比売神社

丹生都比売神社

丹生都比売神社 茅輪

かつらぎ町 ほたるの里