Archive for the ‘ 13関東-栃木 ’ Category

産経ニュース
羽田ミヤコタナゴ 水路によみがえれ 栃木

 ■環境省、3~5年後に放流

 環境省は、ミヤコタナゴ(国指定天然記念物)の生息地保護区に指定されている大田原市羽田地区の農業用水路に、ミヤコタナゴを再導入(放流)する方針を固めた。羽田地区は国内で唯一の保護区だが、平成14年以降は生息が確認されていない。生息地の復元を目指し、今春に地元住民らで組織する協議会を立ち上げ、再導入の手法や保全管理体制など具体的な検討に入る。(伊沢利幸)

 再導入されるのは、県水産試験場で系統保存している羽田地区産のミヤコタナゴ。試験場で飼育している8千匹のミヤコタナゴのうち、2千匹以上は羽田地区の水路で採捕したミヤコタナゴを親にもつという。
 計画によると、再導入は実施計画(ロードマップ)を作成して進められる。3~5年後を目安に再導入する予定で、実施主体となる協議会は環境省と県、市、地元住民らで組織。試験放流や水路への再導入の手法▽密猟防止などの保安対策▽再導入後の保全管理体制-などを検討する。
 環境省の再導入方針を受けて、羽田地区の農業用水路でこのほど、ミヤコタナゴの生息環境の維持・改善のため、泥を除去する作業が行われた。現地を訪れた環境省の木内尚也広域鳥獣保護管理専門官は「これまで地元と共に水質の改善に取り組み、ミヤコタナゴの生息環境も向上している。再導入で生息地を維持していきたい」と話した。
 環境省は平成6年、ミヤコタナゴの国内最大の生息地とされた羽田地区の農業用水路(約750メートル)と西側の羽田沼を含む約60ヘクタールを保護区に指定。県や市、地元住民らでつくる「ミヤコタナゴ保存会」などと保全活動に取り組んできた。
 指定当時は数千匹が生息していたが、7年の調査で184匹に激減。8年には100匹を割り込み、11年に23匹まで減少した。14年以降は確認されていない。ブラックバスやブルーギルなど外来種の増加や水質の悪化などが原因とみられる。
 特に水質については、用水路に流れ込む羽田沼の水質悪化が指摘され、ハクチョウなどへの給餌制限などが行われているが、生息の確認には至らず、県水産試験場で系統保存している羽田地区産のミヤコタナゴの再導入が検討されてきた。

【用語解説】ミヤコタナゴ
 コイ科タナゴ亜科に属する日本固有の淡水魚。昭和49年に国の天然記念物に指定された。かつては関東地方の小川などで広く生息していたが、都市化に伴う生息環境の変化で激減。環境省のレッドリストで絶滅危惧IAに指定されている。

羽田ミヤコタナゴ生息地保護区「ミヤコタナゴの部屋」[関東地方環境事務所]
Wikipedia : ミヤコタナゴ

源泉かけ流し徹底の9温泉が協会設立へ

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源泉かけ流し徹底の9温泉が協会設立へ 十津川温泉など

 加温や加水などをせず「源泉かけ流し」を徹底している全国9カ所の温泉地が集まり、新組織「日本源泉かけ流し協会」を4月、立ち上げる。7日に都内で準備委員会を開いて正式決定し、泉質にこだわり、温泉本来の魅力をアピールしていくとしている。
 参加するのは全施設が源泉かけ流しで、温泉教授として知られる札幌国際大の松田忠徳教授が提唱する「源泉かけ流し宣言」を行う温泉地。湯量減などで源泉を循環ろ過させる施設が多くなっている中で、希少な温泉地の集まりといえそうだ。
 平成16年に全国初の「宣言」を行った奈良県の十津川温泉をはじめ、川湯・摩周(北海道)▽ぬかびら(同)▽高湯(福島)▽奥塩原(栃木)▽関(新潟)▽ 野沢(長野)▽宝泉寺(大分)▽長湯(同)-というラインアップで、温泉ファンに人気の温泉地が並ぶ。産経新聞の取材に対して、松田教授は「今後、条件に合致する他の温泉地にも呼びかけ20カ所くらいの規模にしたい」と話した。
 毎年、メンバーの温泉地に集まり、サミットを行う計画で、6月には大分・長湯温泉で開催する。ホームページも立ち上げ、魅力を訴えていくほか、メンバーの勉強会も行う。将来的には旅行商品の開発など相互誘客のシステム作りに発展させたいという。
 同種の団体では、全国約200軒でつくる「日本秘湯を守る会」が知られており、協会に参加する温泉地の施設で、同会に加盟している旅館も多い。
 松田教授は「秘湯の会はいい秘湯宿によるネットワークだが、協会は地域再生のキーワードの一つとして、本物、健康志向の温泉を生かすネットワークにしていきたい」としている。
 また、松田教授は「アジアからの訪日観光客の最大の目的は温泉。しかし、タイに200カ所、台湾に100カ所以上、中国には無数の温泉があるとされている。彼らと競争になる前に、接客や料理を含めた日本固有の温泉文化を磨き直し、他の追随を許さないレベルに高める必要がある」とも話している。

【十津川村観光協会】 ホームページへようこそ
弟子屈なび_川湯温泉
摩周温泉
ぬかびら源泉郷旅館組合
福島県・高湯温泉
小さな温泉宿場 奥塩原新湯温泉/栃木県那須塩原市塩原温泉郷/
北信州野沢温泉 観光協会オフィシャルウェブサイト
大分県九重町・宝泉寺温泉郷【宝泉寺温泉・壁湯温泉・川底温泉】
長湯温泉.com
Wikipedia : 掛け流し

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150年前の「称平徳利」発見 那須塩原の民家 栃木

 ■益子焼の陶祖が制作 現存わずか

 江戸時代に黒羽藩の郡奉行として益子に着任した三田称平(みた・しょうへい)(号は地山)が考案し、益子焼の陶祖といわれる大塚啓三郎が制作したという「称平徳利(どっくり)」が那須塩原市の民家で見つかった。徳利は大田原市の「黒羽芭蕉の館」に寄贈され、調べたところ約150年前の江戸時代末期の作と分かった。(伊沢利幸)

 「称平徳利」は、酒好きだった三田が、大阪で見た直に火にかける燗酒(かんざけ)の徳利をヒントに、大塚啓三郎に作らせたものといわれている。見つかった徳利は、胴径9・5センチで、高さ9・5センチ。釉薬(うわぐすり)は並白で、徳利は黄緑色。首の下辺りに指先でへこませたあとが数カ所あり、持ちやすく工夫されている。
 三田の漢詩文に詳しい大田原東高の大沼美雄教諭によると、三田自身、この徳利を愛用し、気に入っていたようで、こんな題の漢詩も残しているという。
 「称平陶(しょうへいとう)に杜鵑(とけん)の花を挿して戯(たわむ)れに題す」
 酒を買う金がなかった三田は「徳利に恥ずかしい思いをさせているなあ」と、酒のかわりに一枝の真っ赤なツツジを挿した心境を詩にしたためたのだという。
 のちに徳利の窯は藩の御用窯というべきものになり、藩財政を潤した。その後、明治4年の廃藩置県により、益子は民窯として独自の道を歩むことになる。
 芭蕉の館によると、現存する称平徳利は、称平の子孫の家などで確認されている数個しかない。
 今回、徳利が見つかったのは那須塩原市大原間の渡辺陽一さん(69)方。床の間の引き出し中の桐箱に入っていたという。
 渡辺さんの父親は元黒羽中校長で、当時黒羽の人々から異動などの際に贈られたものとみられている。
 芭蕉の館の新井敦史学芸員は「見つかったのは特徴などから称平徳利に間違いない。この徳利は称平が半分趣味で作らせたもので量産はされず、現存するのはわずかで貴重だ。今後、計画している『益子焼のコレクション展』などを通して、徳利を公開したい」と話している。

Wikipedia : 三田称平
大田原市黒羽芭蕉の館|栃木県内の美術館・博物館・動植物園[とちぎのミュージアム]|栃木の生活便利系サイト アットとちぎ

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小泉斐、少年時代の「縮図」 大田原の子孫宅で発見 栃木

 ■画名は木勝…「鮎図」の原点

 「鮎図」などで知られる江戸時代後期の下野国(栃木県)の画家、小泉斐(あやる)(1770~1854年)が10代のころに描いた縮図(スケッチ)が、大田原市内の子孫の家で見つかった。本名の木村勝明から画名を「木勝」と記していたころの作品で、木村姓時代のものが確認されたのは初めて。少年期の斐を知る貴重な資料として注目される。(伊沢利幸)

 斐は、下野国益子(益子町)の神職の家に生まれ、11歳で隣町の茂木に滞在していた画家の島崎雲圃(うんぽ)(1731~1805年)に入門。唐美人図や鮎図などを習った。30代の半ばに黒羽(大田原市)の神社の神職、小泉家の養子となる。
 その後、黒羽藩主に招かれ城内の鎮国社宮司になり、藩絵師として画業にも専念した。号は「檀山」。
 斐が生涯描き続けた一つに「鮎図」があり、正確な描写から「猫が絵にとびついた」とのエピソードも残っている。
 木村姓時代の縮図は、斐から数えて6代目となる八雲神社宮司の小泉忠光さん(72)宅=大田原市黒羽田町=で見つかった。古画などを模写したもので、「天明五巳臘月仲旬 雲圃先生伝木勝桑甫」と記されていた。天明5(1785)年12月中旬、島崎雲圃から絵を習っていた15歳のころのものとみられる。
 薄紙には、仙人など中国起源の人物画や俳人の松尾芭蕉などが描かれていた。仙人画の横には「興意」の文字があり、手本の一つは狩野派画家の作品らしい。
 また、芭蕉の絵には斐の筆とみられる「古池や蛙飛び込む水乃音」の句も添えられていた。
 芭蕉は「奥の細道」の旅で黒羽に最も長く滞在するなど、ゆかりがあった。
 斐の晩年の縮図はこれまでも確認されているが、県立美術館の橋本慎司特別研究員は「斐の木村姓時代の縮図が見つかったのは初めて」と指摘。そして「若い時代のものは本画も数少なく、縮図は斐がどのように自らの制作の糧にしていたかなどを知る上で、非常に貴重な資料といえる」と話している。

Wikipedia : 小泉斐

東武バスが運賃検索サービス

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東武バスが運賃検索サービス

 千葉県北西部の柏、流山、野田市で路線バスを運行する東武バスイースト(柏市)など、東武バスグループの4社は、28日から、パソコンと携帯電話サイトからの運賃検索サービスを開始する。
 パソコンからは「東武バスOn-Line」、携帯電話からは「東武バスモバイル」にアクセスし、両サイト内の「バス運賃検索システム」に、希望の乗車停留所名と降車停留所名を入力すると、停留所間の距離とバス運賃が表示される。
 これまで東武バスの運賃、距離を知るには、各バス会社に電話やメールで問い合わせるか、市販の検索ソフトを使うしかなかった。手軽に運賃を知りたいという要望が高かったことから、停留所でバスを待ちながらでも運賃が分かる携帯電話からの検索を導入したという。

東武バスOn-Line