Archive for the ‘ グリーンランド ’ Category

毎日jp
グリーンランド:昨年の氷床融解面積は過去最大…NY市大

 昨年のグリーンランドを覆う氷床の融解面積は過去最大だったことが21日、ニューヨーク市立大などの分析で分かった。日本の国土面積の1.7倍に匹敵する氷床の表面が解けたという。海面上昇の加速が懸念されそうだ。
 衛星データに現地調査を加えて分析した。それによると、融解面積はデータのある1979年以降で最大の約63万平方キロに達した。
 グリーンランド南部のヌークでは、昨年の春夏の平均気温が記録の残る1873年以降で最も高かった。昨年は氷床が解ける期間が4月下旬から9月中旬まで続き、平年より50日近く長い地域もあった。降雪量も例年より少なく、表面を覆う白い雪が解け、太陽の熱を吸収しやすくなったとみられる。
 分析を財政支援した世界自然保護基金(WWF)は「温室効果ガスの排出削減が遅れると、さらに氷床の融解と海面上昇が進むだろう」と警告している。

Melting of Greenland ice sheet set new record in 2010 – International Business Times
The City College of New York :: CCNY Home
WWF – WWF
Wikipedia : 氷床

47News
今年の気温は最高水準 世界気象機関の見通し

 今年の世界の平均気温が観測開始以来、最も高い水準になるとの見通しを、世界気象機関(WMO)のジャロー事務局長が2日、気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)の会場で発表した。
 事務局長は記者会見で、長期的傾向は著しい気温上昇を示しているとした上で「人間による温室効果ガスの排出がなければこのような上昇にはならない。対策を取らなければさらに上昇が続く」と指摘した。
 WMOによると、10月までの世界の気温は過去最高だった1998年より高く、61~90年の平均を0・55度上回った。年間で少なくとも3位以内には入る見込み。10年ごとの比較でも、2010年までの10年が最も高い。
 今年は特にカナダとグリーンランドが高温で、一部では平年より3度以上高い。アフリカ北部や南アジアの大半でも平年を1~3度上回った。日本と同様、ロシアは記録的猛暑となり、7月の気温が平年より7・6度高かったモスクワでは、暑さで約1万1千人が死んだとみられるという。
 今年はアジアやアフリカの一部、中央ヨーロッパなどで大雨による洪水が起こり、南米のアマゾンは干ばつになった。

Welcome | World Meteorological Organization
WMO statement on the global climate in 2010

45億年前のマントル物質発見

45億年前なんて気の遠くなるような数字だけど、その年代を割り出してしまう科学技術も凄い。

時事ドットコム
最古のマントル物質発見=45億年前、カナダ北極圏で-国際チーム

 北極圏にあるカナダ・バフィン島とグリーンランド西部で、地球が誕生して間もない45億5000万年前から44億5000万年前のマントルに由来する溶岩を発見したと、米カーネギー研究所などの国際研究チームが17日までに英科学誌ネイチャーに発表した。地上に残る最古のマントル物質という。
 地殻の下にあるマントルは、かんらん石などで構成され、地球の体積の8割強を占める。長期的にゆっくりと対流しており、地殻の大半も形成と消滅を繰り返しているため、これほど古い物質が残っていたのは予想外。地球は太陽系の微小な惑星が合体を重ねてできたと考えられているが、初期の姿を解明するのに役立つと期待される。
 研究チームは、溶岩に含まれるヘリウムや鉛、ネオジムの同位体比率を調べ、年代を割り出した。初期のマントルの化学組成はこれまで、隕石(いんせき)の中でも原始的な「コンドライト」と呼ばれるグループに似ていると考えられてきたが、この溶岩の分析結果は異なっていた。
 これは、初期の地球がマグマの海で覆われた後、原始的な地殻がいったん形成されてから消滅する過程を経たのが原因かもしれないという。

Access : Evidence for the survival of the oldest terrestrial mantle reservoir : Nature
Earth’s oldest mantle discovered
Wikipedia : マントル
Wikipedia : コンドライト