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かみタバコ480グラム密輸で禁錮3年、禁煙法で初の実刑判決 ブータン

 ブータンで、120ヌルタム(約220円)相当のかみタバコを密輸し、同国の禁煙法に違反したとして、同国の僧侶(23)に禁錮3年の実刑判決が言い渡された。禁煙法違反による実刑判決は初めて。
 4日に野党議員がウェブサイトで公開した判決文によると、ティンプー(Thimphu)地裁は、48箱のかみタバコを税関に申告しなかったとして、タバコ規制法違反でソナム・ツェリン(Sonam Tshering)被告に禁錮3年の有罪判決を言い渡した。
 ブータンは2005年に国内でのたばこの販売を禁止。2010年には密輸対策を強化し、たばこ製品所持者に関税支払い証明書の提示義務を課した。
 1月に逮捕されたツェリン被告は、政府系クセンエル(Kuensel)紙に「罰を受けることになるだろう。しかし、わたしはこの法律を知らなかったのだから、罰則はもっと軽くてもいいはずだ」と涙ながらに語った。
「(インド国境沿いの)プンツォリン(Phuentsholing)から戻ってくるときも、たばこを隠してもいなかった。警察がその時点で注意をしていれば、いまわたしが実刑判決を受けることもなかったのに」(ツェリン被告)
 ブータンでは、1か月あたりタバコ200本またはタバコ製品150グラムまでの輸入が認められている。関税はインドからで100%、インド以外だと200%がかかる。ツェリン被告は480グラムのタバコを所持していた。
 ツェリン被告は4日、AFPの電話取材に控訴する意向を表明した。地裁では自己弁護をしたが、高裁では弁護人をつけるという。

Monk first person in Bhutan jailed over tobacco