日本経済新聞
東京・中央区、日本橋に船着き場 観光・イベント用

 東京都中央区は日本橋川にかかる日本橋のたもとに、観光やイベント用に使える船着き場を開設した。区は面積の約18%が河川や運河など水域であることを生かした街の活性化につなげる狙い。災害時には救援物資を運ぶ船などが利用できる防災用としても活用する。
 船着き場は南北にかかる日本橋の南岸の東側に設けた。全長約20メートルで、日本橋の脇からスロープで下りられる。昨年10月着工し、総事業費は約1億700万円。運営は日本橋地域の企業や住民らが参加する「名橋『日本橋』保存会」(中村胤夫会長)に委託する。
 船着き場は観光船会社などに有料で利用してもらう。船を使ったイベントなどに貸し出すほか、定期便も今夏就航する予定。日本橋川から隅田川に出て浅草方面まで周遊する定期便が検討されている。来春には東京スカイツリー(東京・墨田)が開業予定で、隅田川から眺めようという観光客の利用も見込んでいる。

名橋「日本橋」保存会 公式ホームページ