日本経済新聞
グーグル、米国で高速ネット接続サービス 毎秒1ギガビット 12年から

 インターネット検索世界最大手の米グーグルは30日、米カンザス州カンザスシティーで最大通信速度が毎秒1ギガ(ギガは10億)ビットの高速ネット接続サービスを2012年初めに始めると発表した。自社で接続サービスを手掛けることによりネットを利用しやすい環境を整備し、検索サービスなどの利用拡大を促す。
 グーグルは10年2月に光ファイバーを使った高速ネット接続の試験サービスを地域限定で始めると発表し、米国の約1100の都市が誘致合戦を繰り広げていた。カンザスシティーを選定した理由について工事の効率性などを考慮したと説明。「米国内の他の地域にサービスを広げる方法も考えていく」としている。
 グーグルは本社を置くカリフォルニア州マウンテンビュー市でも無線ネット接続サービスを提供している。同社はネット検索が主力事業だが、「こうした取り組みでネットが利用しやすくなると検索サービスの利用も増えて広告収入を増やすことができる」(幹部)とみている。