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若者に日本文化理解を キャンパスを着物で散歩 日本語コンテストも

 中国江蘇省の南京市で11日、日中の文化交流を広げる「南京ジャパンウィーク」が上海の日本総領事館と南京市人民対外友好協会の共催で始まった。反日感情の根強い南京だが、市内の大学キャンパスを会場に、若者に日本への理解を求める16のイベントを繰り広げる。
 この日は「日中関係の未来」をテーマに大学生らが参加した日本語スピーチコンテストが行われた。同省内の大学などで予選を勝ち抜いた34人の参加者の中から、「私の感じた中日文化の違い」として、日本人と中国人の食事に対する考え方の違いをスピーチした南京大2年の張葉玉瑩さん(19)が、特等賞を受賞した。
 また、南京大学日本語学科の男女の学生10人が、同大のキャンパスを和服姿で散歩するパフォーマンス=写真(河崎真澄撮影)=も披露された。初めて和服を着たという同大1年の薜扶揺さん(18)は、日本語で「背筋を伸ばして優雅に歩くよう教えられ、ちょっと緊張した」と笑顔をみせた。
 南京での同イベントは今回で4回目。13日までの期間中、アニメコスプレ大会や日本語カラオケコンテストなども開かれる。同市人民対外友好協会の孫文学会長は、学生に対し、「日本語だけでなく日本社会全般の価値観も勉強し、日中の相互理解に役割を果たしてもらいたい」と話した。

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