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キトラ壁画の資料集完成 実寸大の四神図収録

 特別史跡・キトラ古墳(7世紀末~8世紀初め、奈良県明日香村)に描かれた壁画の精密な写真を盛り込んだ資料集「キトラ古墳壁画フォトマップ資料」が完成し、文化庁が9日、発表した。販売の予定はなく、400部を全国の都道府県立図書館などに配布する。
 キトラ古墳の壁画は、下地のしっくいごとはがれ落ちる危険性が高まったため、文化庁がすべてをはぎ取り、保存処置を取った。今回の資料集は石室内にあった壁画の全容を後世に伝える上で重要な役割を担う。
 A4判51ページで、壁に描かれた四神の実寸大写真など、石室内の写真をふんだんに収録している。奈良文化財研究所が中心となって2004年3~7月に撮影した。写真を基に石室内を再現した動画(ブルーレイディスク)も付く。
 動画は3月10日~5月31日の平日、奈良県橿原市にある奈良文化財研究所都城発掘調査部(飛鳥・藤原地区)で随時上映される。

奈良文化財研究所