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歴史伝える旧新塩屋町小の門柱 高松市有形文化財に指定

 高松市末広町の旧新塩屋町小学校の門柱が、市の有形文化財(建造物)に指定された。今回の指定で市の有形文化財は62件となる。
 門柱は花崗(かこう)岩製で、主門、脇門の2対4基の四角柱で、主門は高さ3・35メートル、脇門は高さ2・93メートル。
 明治30年ごろ、同市立鶴屋町尋常小(昭和16年に鶴屋町国民学校に改称)の校舎建設に合わせて設けられ、50年間、同校の正門としての役割を果たしてきたが、昭和20年7月の高松空襲で被災。校舎は全焼したが、門柱は爆撃や機銃掃射にも耐え、その3年後に開校した新塩屋町小の正門として現在地に移設された。昨年3月の閉校まで、62年間にわたって学校を守ってきた。
 同市の小学校創生期からの歴史の重みを感じさせるとともに、当時の気品と風格をよく伝え他に類をみないことや、空襲の際の被弾痕が残されており、戦争遺産としても貴重なことなどが指定の理由とされた。

新塩屋町小学校
本校の伝統と歴史を象徴する門柱 | 新塩屋町小学校