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太陽の黒点減少、ガスの流れ原因 NASA発表

 2008年から09年にかけて、太陽の黒点が観測されない日が異常に多かったのは、太陽内部を流れるガス(プラズマ)の速度の変化が原因だと指摘する研究結果を2日、米航空宇宙局(NASA)が発表した。
 太陽の活動度が低くなり黒点の数も減る「極小期」は周期的に訪れる。08年~09年にかけては、黒点が観測されない日が通常の2倍ほどあり、最近100年で最も低い活動度とされるが、原因は謎だった。
 NASAの助成を受けたモンタナ州立大などの研究グループは、約11年ごとに訪れる太陽活動の変化をコンピューターで再現。その結果、1990年代後半に始まった活動周期で、前半はガスの南北方向の流れが速かったものの、後半に遅くなったことが原因とみられることが分かった。
 研究グループによると、極小期には太陽の磁場が弱まるため、太陽系外からの宇宙線の量が増える。地球の周りを漂う宇宙ゴミが壊れにくくなるなど、宇宙開発にも悪影響が出る。

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