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伝統衣装の人気復活、若者の必須アイテムに ドイツ

 ドイツでバイエルン地方の伝統衣装「レーダーホーゼン」「ディアンドル」の人気が復活している。
 レーダーホーゼンは男性用の革の半ズボン、ディアンドルは女性がコルセットを付けてはくギャザースカート。ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」を最後にすたれたと思われていたが、南部のミュンヘンでは流行に敏感な若者の必須アイテムになった。
 特に毎年恒例のビールの祭典「オクトーバーフェスト」では人気が高く、パーティーや結婚披露宴などでも注目度が上昇。ファッション誌「ヴォーグ」のドイツ語版はバイエルン衣装の特集を組み、毎年8月になると市内各所にオクトーバーフェストの衣装を売る店がオープンするという。
 2500ユーロの高級ディアンドルを手掛けるデザイナー、ロラ・パルティンガーさんによると、11年前に開業した当初の年間販売枚数は20着程度だった。それが今では年間1000着が売れ、ウェディング用にも20~30着を販売しているという。50~60ユーロの手ごろな値段で買えるディアンドルもあり、中古販売も盛んだ。
 ミュンヘン市内に2店舗を構える伝統衣料品店によると、過去10年でレーダーホーゼンの売上げは2倍になり、ディアンドルは500%増えた。
 別の衣料品店のバイヤーは、動きの速い世界の中で伝統品の恒久性が再認識されていると分析。「20年前は伝統衣装で外出する若い男女は皆無だったが、今ではティーンや学生、あらゆる年齢層の人が着用している」と話している。

Tradition makes a comeback for fashion-conscious Bavarians – CNN.com
Wikipedia : ディアンドル
Wikipedia : レーダーホーゼン