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山陰道「東伯・中山道路」開通 倉吉-米子8分短縮 鳥取

 山陰道・国道9号の「東伯・中山道路」(12キロ)が27日、開通した。鳥取県琴浦町の大栄東伯ICと同県大山町の赤碕中山ICを結ぶ無料の自動車専用道路。混雑区間を迂回(うかい)する同道路の開通で倉吉-米子間が87分から79分に短縮されるとしている。
 琴浦町の「カウベルホール」で記念式典が開かれ、平井伸治知事や山下一郎町長、地元住民ら約340人が出席し、開通を祝った。このあと、大栄東伯ICでテープカットなどが行われ、車両約40台が走り初めをした。
 山下町長は「多くの人の理解と努力により完成し、感謝している。通過地点となってしまうことで地域経済が衰退しないよう、町民らの取り組みを支援していきたい」と述べた。
 国交省倉吉河川国道事務所によると、琴浦町の国道9号・八橋東交差点-八橋駅前交差点間では渋滞が多発。交通事故などによる通行止めなどの規制も過去5年間で12回あった。
 開通区間は片側1車線。大栄東伯ICで国道9号と接続、赤碕中山IC側は9号の金屋交差点(大山町)と結ばれる。総事業費は約460億円。今回の開通で山陰道の県内区間(約88キロ)は約53%が完成した。

東伯・中山道路/道路企画課・道路建設課/とりネット/鳥取県公式サイト