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伊能忠敬の偉業しのぶ 故郷・佐原で3月にイベント多彩

 江戸時代に全国を歩いて日本初の実測地図を作製した佐原(現千葉県香取市)出身の測量家、伊能忠敬(1745~1818年)の偉業を紹介する香取市合併5周年記念事業「伊能忠敬まつり」が3月25~27日を中心に市内で開催される。忠敬の地図上を歩ける「伊能大図展」や、伝記ドラマ「伊能忠敬-子午線の夢-」の上映を中心に、商店街や観光施設などで関連イベントが行われる。
 まつりのメーンとなる「伊能大図展」は25日から3日間、香取市民体育館(同市佐原イ)で開催される。
 忠敬が寛政12(1800)年から17年の歳月をかけて日本全国を歩き、作製した実測地図「大日本沿海輿地(よち)全図」(伊能大図)を255枚のプレートで完全復元。会場の床に広げた地図の上を実際に歩くことができる。入場料は一般500円、小中高校生100円。
 また、忠敬の半生を描いた「伊能忠敬-子午線の夢-」は27日午後1時半から市佐原文化会館(市民体育館隣)で上映される。
 作品は劇団俳優座の創立55周年を記念して平成13年に制作された伝記ドラマ。上映後は、忠敬役を演じた俳優の加藤剛さんによるトークショーも行われる。
 観覧は無料だが、申し込みが必要。応募は往復はがきか、香取市ホームページの申し込みフォームから。3月11日必着で、応募多数の場合は抽選となる。申し込み方法などの問い合わせは実行委員会(電)0478・50・1206。

 このほか、市内では国指定史跡の伊能忠敬旧宅と、隣接する伊能忠敬記念館の見学会(19~27日)や、JR佐原駅前での青空市、商店街による抽選会(いずれも27日)などの関連イベントも行われる。
 同市の宇井成一市長は「伊能忠敬は香取市が輩出したヒーロー。世界に誇る偉人の業績を、あらためて広くPRしたい」と話している。

合併5周年記念事業 伊能忠敬まつり 「加藤剛さんトークショー」観覧者募集
佐原 伊能忠敬記念館
Wikipedia : 伊能忠敬
Wikipedia : 大日本沿海輿地全図