産経ニュース
たこフェリー、来月の運航再開断念

 利用低迷で昨年11月から運航を休止している兵庫県明石市と淡路島を結ぶ第三セクター「明石淡路フェリー」(明石市、愛称・たこフェリー)が、当初予定していた3月中の運航再開を断念したことが19日分かった。同社は「(支援を要請している)株主の明石市との協議が十分に進んでいない」などとしている。
 たこフェリーは明石市の新たな支援を受けるため、昨年から同市と協議。しかし、北口寛人市長は昨年6月の同社との会談で、「赤字を補填(ほてん)する」と約束した議事録があるにもかかわらず、9月議会で発言を否定。12月の市議会で「虚偽答弁をした」と批判され、問責決議を受けた。北口市長は今年4月の市長選への不出馬を表明し、同社との協議も暗礁に乗り上げていた。
 たこフェリーの吉村静穂社長は産経新聞の取材に対して、「明石市との協議に十分な見通しが持てず、(3月の)運航再開は難しい。新市長と話し合い、運航再開の時期を改めて検討したい」と説明。運航再開の時期については「どんなに早くても今年の夏以降になる」と話した。

明石淡路フェリー株式会社