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エジプト観光地再開へ、遺跡の盗掘も新たに判明

 エジプトのハワス文化財担当相は17日、反政府デモの混乱で閉鎖していた観光地を20日に再開すると発表した。「世界中の観光客に早く戻って来てほしい」と期待を表明している。
 発表によると、古代ファラオの遺跡やコプト教、イスラム教などの施設をすべて再開する。閣僚や観光警察と治安対策について協議して決めたという。
 エジプトではデモの混乱に乗じて首都カイロの考古学博物館が荒らされ、文化財の盗難や破壊に対する懸念が広がっていた。
 ハワス氏は17日、古代遺跡も荒らされていたことが分かったと発表。王家の墓があるサッカラや、ピラミッドのあるアブシールで墓から偽扉など数点が持ち去られているのが見つかったといい、紛失品目を調べるための委員会を設置した。
 テルバスタなどでは、遺跡を盗掘しようとしていたとして軍が数人を拘束した。ほかにも遺跡が荒らされたとの報告が多数入っているという。
 一方、考古学博物館から持ち去られた収蔵品は13日の時点で17点とされていたが、うち数点はその後の捜索で館内などから見つかった。「女神に運ばれるツタンカーメン王の像」は女神の一部が見つかったが、ツタンカーメン王の部分はまだ見つかっていない。

Egyptian tourist sites to reopen; tomb break-ins reported – CNN.com