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JR仙石線 無線で列車制御、新システム導入 都市型鉄道で世界初 宮城

 JR東日本は27日、無線による新しい列車制御システム(ATACS)を仙石線あおば通-東塩釜駅間(17・2キロ)で、3月27日から導入すると発表した。香港ディズニーランドに同じ方式のアクセス鉄道があるが、都市型鉄道としては世界初の実用化になるという。
 ATACSは、各列車が無線で発信した位置を地上の装置が把握し、先行列車との間隔から進行できる限界位置を算出して後続列車に送信する。後続列車は受信した情報を基に自動でブレーキ制御を行う。従来の列車制御システムは、レールに電流を流して列車の位置を検知し、後続列車に信号で進行や停止を指示する方式。新システムへの転換により、信号機などの地上設備は不要になる。また設備が簡素化することで、故障原因が少なくなり、メンテナンスのコストが抑えられるメリットがある。
 JR東日本は平成7年からシステム開発に着手。仙石線は直流電化方式で、同じ方式の首都圏での導入をにらみ、先行採用となったという。

Wikipedia : 仙石線
Wikipedia : ATACS
線による列車制御システム(ATACS) JR EAST Technical Review(PDF)