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「開運八社巡り」で招福を

 招福のパワースポット巡りで鳥取へ――。県観光連盟と県は「福」や「富」を含む縁起のいい名の神社を回る「卯乃年(うのとし)因幡伯耆国 開運八社巡り」を企画した。スタンプラリー風に各神社の朱印を集めてもらう「開運手ぬぐい」を2月1日から販売する。旅行会社にも売り込み、県内各地を周遊する滞在型観光につなげるねらいだ。(桑田睦子)
 宝くじの当選祈願で知られる日野町の金持(かもち)神社など、県西部には、めでたい名を持つ神社が多い。古来、たたら製鉄が盛んだったことに関係するという。
 金持は、砂鉄が多く採れたことにちなむ地域の名。日南町の楽楽福(ささふく)神社は「ささ(砂鉄)」と、製鉄炉に風を送る作業を意味する「吹く」が語源と伝えられている。
 八社巡りは、こうした地域の歴史や文化にも関心を持ってもらう新たな観光メニューだ。県内927社から金持、楽楽福のほか福富(ふくどみ)、福積 (ふくづみ)(倉吉市)、豊栄(とよさか)(琴浦町)、富益(とみます)(米子市)、福成(ふくなり)、福栄(ふくさかえ)(日南町)を組み入れた。
 さらに今年の干支(えと)・卯(う)(うさぎ)にまつわる伝説で参拝者が急増中の白兎神社(鳥取市)も併せて紹介する。開運手ぬぐい(縦35センチ、横45センチ)には、県の白地図と9社の社名、大国主命と白うさぎが古風なデザインが描かれ、各神社の朱印を押す趣向だ。
 金持神社については、旅行会社が宝くじ発売などに合わせたツアーを企画し、年間約20万人が訪れる人気スポットに。同様に2007年度から観光PRに力を入れる福栄神社にも今年度、既にツアーバス11台が立ち寄っているという。
 県観光連盟の担当者は「不景気だからこそ、開運を求める参拝客は多いはず」と盛り上がりに期待している。
 開運手ぬぐいは390円。県観光連盟や9社がある各市町の観光協会で販売。問い合わせは県観光連盟(0857・39・2111)。

鳥取県観光案内 とっとり旅の生情報 – 卯乃年因幡伯耆国 開運八社巡り