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北前船でゆかりの地に寄港 今夏、日本海側の9新聞社

 東奥日報社など日本海沿岸の新聞社9社は31日までに、北前船を忠実に復元した木造帆船「みちのく丸」で今夏、北海道から島根県まで9道県の北前船ゆかりの港を巡る事業の実施を決めた。寄港地では船内を一般公開し、帆を張った航行の披露なども計画している。
 北前船は江戸時代から明治時代にかけ日本海沿岸に寄港しながら大阪と北海道を往復し、物流の主役を担い、文化の交流にも貢献した。
 みちのく丸は公益法人みちのく北方漁船博物館財団(青森市)が建造。船大工が米千石(約150トン)を積むことができる千石船を復元し、2005年に進水した。全長32メートルで、帆柱の高さは28メートル。北前船の復元船としては日本で唯一、実際に航行できる。
 計画では、7月中旬に青森港を出発。津軽海峡を渡り北海道に寄港した後、島根県へ。福井、石川、富山、新潟、山形、秋田の各県に寄港しながら日本海沿岸を北上し、8月末に青森へ戻る。
 航程の大半はえい航されるが、帆を張った当時の航法を再現する場面も設ける。寄港地では、地域活性化を図る独自のイベントも開かれる。
 実行委員長の塩越隆雄東奥日報社長は「環日本海地域はこれからますます発展する。北前船をそのシンボルにして活気づけたい」としている。

みちのく北方漁船博物館財団(2011年3月下旬リニューアル)
MICHINOKU MARU(みちのく丸) 詳細データ | 独立行政法人 海上技術安全研究所
北前船「みちのく丸」完成 | みちのく北方漁船博物館
WIkipedia : 北前船