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滋賀にオドロキ「トチノキ」 幹周り7.2メートル西日本最大級の巨木

 福井県境に近い滋賀県高島市朽木の山林で、西日本最大級のトチノキが見つかった。高さ22メートル、幹の周囲は7.2メートル、四方に張り出した枝の範囲は30メートル近くに達し、樹齢は400年前後と推定される。周辺は未調査区域も多く、県は新たな巨木が存在する可能性があるとして調査することを決めた。
 トチノキは、近畿では滋賀県北部から京都府北部にかけて分布。主に建材として利用されるため、西日本に巨木はほとんど残っていないとされる。通常は高さ十数メートル、幹の周囲も3メートル程度だが、今回は群を抜く大きさだった。
 発見したのは、環境省の希少野生植物保存推進員を務める青木繁さん(58)=高島市=らの市民グループ。昨秋の山林調査で、標高570メートルの地点で確認した。
 周辺では、踏破調査が行われていない区域も多く、青木さんは「奥地では幹の周囲が8メートルを超すトチノキの目撃例もある。さらなる巨木が見つかる可能性があるのでは」と話している。
 滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの金子有子専門研究員の話「トチノキは非常時に食料にもなるため、この地域では地元の人が大昔からトチノキを残していたことが巨木の生育につながったのではないか」

Wikipedia : トチノキ