毎日jp
大雪:車1000台立ち往生 鳥取の国道9号

 大雪に見舞われている鳥取県で31日、琴浦町から大山町にかけての国道9号でタンクローリーが立ち往生したのをきっかけに渋滞が発生。1日午前2時現在、長さ約23キロにわたって約1000台の車が動けなくなっているという。除雪が進まず、復旧のめどはたっていないため、県は大山町の環境改善センターと、琴浦町役場に緊急避難所を開設した。
 1日午前4時10分に陸上自衛隊米子駐屯地(鳥取県米子市)の車両4台が駐屯地を出発。渋滞の西端とみられる大山町上万に向かった。また、県は午前4時半、防寒用の毛布を東端の琴浦町から配り始めた。また、知事を本部長とする豪雪対策本部を設置し、1日午前9時半から対策本部会議を開く。
 鳥取県警八橋署によると、大山町田中の交差点で31日午後3時40分ごろ、事故が発生。その処理をしている間に雪が激しくなって他の車も動けなくなった。パトカーも現場にたどり着けない状況だという。
 県防災局の担当者は毎日新聞の電話取材に「復旧の見通しは立っていない。午後9時ぐらいに子供が40度の熱を出しているという人もいるようだ。ただヘリは夜間と積雪で飛べない。1日中には解決のめどは付けたいと思っている」と話した。
 また、奈良県香芝市から鳥取県の大山を家族4人で旅行中の女性(36)は「10時間くらい同じ場所にいる。警察や国道事務所に電話しても、たらい回しにされるだけ」と不安そうな様子。「雪はひざの高さまである。ガソリンが尽きたらどうしたらいいのか。予定では夕方には自宅に帰れるはずだったのに」と話した。
 大山町役場によると、役場は1日午前1時半ごろから停電。非常灯でかろうじて明かりは確保できているが、エアコンは止まっている。町は対策本部を設置し、職員に招集をかけているが、渋滞で車が動かず、15~16人ぐらいしか来ていないという。
 陸上自衛隊米子駐屯地(鳥取県米子市)も1日午前3時前ごろから停電している。

産経ニュース
車立ち往生の国道9号 島根県側でも10キロ渋滞

 鳥取県琴浦町から大山町にかけて大雪のため約千台の車が立ち往生している国道9号で、島根県安来市側でも、約10キロにわたって渋滞が発生していることが分かった。
 島根県警安来署などによると、同県安来市から鳥取県境の国道9号で、雪のため大型車などがスリップしたのをきっかけに渋滞が発生したという。

YOMIURI ONLINE
「1cmも動かず」大雪立ち往生、事故追い打ち

 大雪のため、約600台の車が立ち往生した鳥取県琴浦町―大山町間の国道9号は、その後もスリップ事故が相次ぐなどし、発生から24時間以上たった1日夕も数百台が抜け出せない状態が続いている。
 同県などによると、大山町内でスリップして国道をふさぎ、立ち往生の原因となったタンクローリーは1日午前中に移動したが、同11時30分頃には同町内で大型トラックが横滑りして道をふさぎ、午後4時頃にも同町内でトラック同士の衝突事故が発生。渋滞の両端で一部の車がUターンしているが、車列が動かない区間も残っている。
 国土交通省や災害派遣の陸上自衛隊、地元消防団などが除雪を急いでいる。県や地元自治体、自衛隊が燃料や乾パン、水、毛布をドライバーらに配布。大山町では、近くの住民が公民館を開放して避難を呼びかけ、おにぎりを配った。
 米子市内に買い物に出かけ、同県倉吉市の自宅まで帰る途中の大学生吉田奈々子さん(21)は「大山町で31日夕方に立ち往生してから、1センチも動いていない。ガソリンの残りが気になりエンジンを切ったので、とても寒い。携帯電話の電池も切れた」とぐったりした表情。「地元の人からはおにぎりをもらって助かったけれど、いつ抜けられるのか分からないのが一番つらい。2泊目も覚悟しないといけないのか」と話していた。

毎日JP
大雪:鳥取の国道、渋滞ほぼ解消 一時1000台立ち往生

 大みそかからの記録的な大雪で一時約1000台の車が立ち往生した鳥取県内の国道9号は、除雪作業の結果、2日午前0時ごろまでに渋滞がほぼ解消した。一部でバスやトラックが立ち往生しているが、2日未明までには除雪作業に伴う通行止めも解除される見込み。
 県によると、渋滞は31日午後3時40分ごろ、大山町でタンクローリーがスリップして国道をふさいだ。事故処理などの間に雪が降り積もり、他の車も動けなくなったという。ピーク時には琴浦町から米子市の約25キロで約1000台の車が動けなくなっていた。
 一方、JR西日本米子支社によると、1日夜、鳥取県大山町のJR山陰線御来屋(みくりや)-下市間で立ち往生している特急スーパーおき5号の乗客約130人を米子市内のホテルに移送するためバス3台が現場近くに到着した。しかし、積雪が深い中、徒歩でバスに移動しなければならないため中止。乗客はおき5号で米子駅に向かうことになった。

【2011.01.02追記】
産経ニュース
34時間ぶりに運転再開 130人乗せ停車の特急スーパーおき5号

 山陰地方の記録的な大雪のため、鳥取県大山町の駅の間で12月31日から立ち往生していたJR山陰線の特急スーパーおき5号は2日未明、約34時間ぶりに運転を再開し、午前4時10分ごろ、同県の米子駅に到着した。
 特急は31日午後2時前の定刻をやや遅れて鳥取駅を出発したが、午後4時15分ごろに大山町で倒木のため停車。救助のラッセル車が脱線、いったん計画したバスでの救助も断念するなど、作業が難航していた。
 年明けを列車内で迎えた約130人の乗客は米子駅で、一様に疲れた表情を見せていた。

毎日jp
大雪:鳥取の国道9号通行止め解除 渋滞42時間ぶり解消

 鳥取県の国道9号の渋滞で、国土交通省倉吉河川国道事務所などは2日午前8時25分、通行止めを解除し、渋滞は約42時間ぶりに解消した。
 渋滞は31日午後2時ごろ、大山町でタンクローリーがスリップして上下線ともふさいだのを機に発生した。
 また、JR線も朝から順次、復旧している。

毎日jp
大雪:島根県内で小型漁船200隻沈没

 山陰地方で大みそかから1日にかけて降った記録的大雪の影響で、鳥取県内では係留中の小型漁船約200隻が沈没したほか、日本海沿いを走る国道で車約1000台が42時間立ち往生したり、JRの特急など18本が最大34時間も動けなくなるなどし、停電も発生した。島根県内でも集落が孤立するなどした。
 鳥取県によると、境港市の境港や米子市の米子港、琴浦町の赤碕港などでは、雪の重みで係留していた小型漁船189隻(10トン未満)が沈み、さらに境港の漁船(19トン)など2隻が浸水しているのが、見つかった。けが人はないという。
 大山町の国道9号で31日午後2時ごろ、タンクローリーがスリップして上下線をふさいだ。事故処理中にも雪が積もり、他の車も動けなくなり、渋滞は最大で約25キロ、1000台に達した。帰省中の家族連れも多く、少なくとも約2000人が巻き込まれたとみられ、2人が体調を崩して病院に運ばれたが、いずれも軽症という。動けなくなった車の撤去作業は2日午前8時半ごろ完了し通行止めが解除され、渋滞は約42時間ぶりに解消した。
 JR西日本によると、JR山陰線や伯備線で列車17本が駅で立ち往生。大山町の山陰線・下市-御来屋間では、31日午後4時15分ごろ、特急スーパーおき5号が運転不能になった。救助のラッセル車も脱線し、バスでの振り替え輸送も雪で難航。2日未明、約34時間ぶりに運転を再開し、午前4時10分ごろ、米子市の米子駅に到着した。18本で計1200人が車中泊した。
 中国電力によると、1日未明に米子市和田町で送電鉄塔が積雪で破損するなどし、ピークの1日午前10時には約2万7000戸が停電した。2日午後になっても米子市や境港市など県西部や鳥取市の一部などで約1700世帯が停電している。
 島根県によると、2日午後3時40分現在、松江市美保関町雲津など5カ所で約150世帯が雪のために孤立。陸上自衛隊出雲駐屯地の隊員約30人が除雪作業にあたっている。
 中国電力によると、島根県内でも延べ8万世帯が停電した。

国道9号線で豪雪による長時間の渋滞が発生/防災局/とりネット/鳥取県公式サイト
Wikipedia : 国道9号
鳥取県積雪情報観測システム「とっとり雪みちNavi」
スーパーおき キハ187系:JRおでかけネット

・大雪で車1000台が立ち往生 鳥取県の国道9号(11/01/01)
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・大雪の重さに耐えきれず・・・漁船など約190隻が沈没(11/01/03)
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