西日本新聞
ツシマヤマネコ 事故多発 対馬市など非常事態宣言

 国の天然記念物ツシマヤマネコの交通事故多発を受け、環境省や県、対馬市は「ツシマヤマネコ交通事故非常事態宣言」を初めて発令した。事故防止に向けた普及啓発活動を強化していく。
 同省対馬野生生物保護センターによると、ヤマネコの交通事故は2008年2月を最後に675日間無事故だった。しかし、09年12月に発生して以降、この1年間に6件も発生し、増加傾向にある。同センターは「増加の原因は不明」としている。
 非常事態宣言は、事故件数がこれまで最多だった06年度の7件に迫っていること、子猫が親離れする秋から冬は交通事故が発生しやすいことなどを踏まえて発令した。市民や島外観光客などドライバーに現状を知ってもらう目的もある。
 対策として、ドライバーにチラシを配ったりポスターを作り普及啓発を強化。事故が起きた場所などに看板を設置したり、防災無線で注意を呼びかけたりもするという。同センターは「特に夕方から明け方の運転に注意してほしい」と呼びかけている。

ツシマヤマネコについて:対馬市オフィシャルホームページ-対馬市WEB通信局
Wkipedia : ツシマヤマネコ
環境省・対馬野生生物保護センター Tsushima Wildlife Conservation Center
対馬市 上県町 ライブカメラ