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今年の気温は最高水準 世界気象機関の見通し

 今年の世界の平均気温が観測開始以来、最も高い水準になるとの見通しを、世界気象機関(WMO)のジャロー事務局長が2日、気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)の会場で発表した。
 事務局長は記者会見で、長期的傾向は著しい気温上昇を示しているとした上で「人間による温室効果ガスの排出がなければこのような上昇にはならない。対策を取らなければさらに上昇が続く」と指摘した。
 WMOによると、10月までの世界の気温は過去最高だった1998年より高く、61~90年の平均を0・55度上回った。年間で少なくとも3位以内には入る見込み。10年ごとの比較でも、2010年までの10年が最も高い。
 今年は特にカナダとグリーンランドが高温で、一部では平年より3度以上高い。アフリカ北部や南アジアの大半でも平年を1~3度上回った。日本と同様、ロシアは記録的猛暑となり、7月の気温が平年より7・6度高かったモスクワでは、暑さで約1万1千人が死んだとみられるという。
 今年はアジアやアフリカの一部、中央ヨーロッパなどで大雨による洪水が起こり、南米のアマゾンは干ばつになった。

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WMO statement on the global climate in 2010