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エベレストで3Gネットワークの利用が可能に

 世界最高峰エベレスト(8848メートル)のふもとに10月28日、世界最高地の第3世代携帯電話(3G)基地局が誕生した。
ネパールの携帯電話・インターネット事業者Ncellのアイガース最高技術責任者(CTO)によると、同社は標高5200メートルにある村の近くに3G基地局を設置した。
アイガース氏は、3Gサービスの速度は3.6メガバイト/秒程度だが、需要があれば最大7.2メガバイト/秒まで上げられるとしている。また同時にサービスを利用できるのは最大50人だが、これも需要があれば増大可能だという。
この日稼働を開始した基地局は計9カ所。最も低いものでも空港のある標高2870メートルの地点に位置する。このうち4カ所は太陽光を動力源とし、バックアップ用のバッテリーで最大3日間稼働することができるという。
サービスの対象は主に、ヒマラヤ地域を訪れる年間約3万人の観光客だ。エベレストの登頂を目指す登山家は毎年数百人にのぼると言われる。
Ncellでは、エベレスト山頂でサービスを利用できるかどうかはまだ試していないが、アイガース氏は理論的に可能だと述べている。
Ncellを傘下に置くスウェーデン拠点の携帯事業者Teliasoneraは、欧州の鉱山に海抜マイナス1400メートルという世界で最も低地にある3G基地局も有しているという。

Mount Everest gets 3G mobile network – CNN.com
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