帰阪の飛行機まで時間がたくさんあって美術館めぐりをしたいところだが、月曜日は殆どが休館日なので浅草へ行くことに。昨年10月末にも行ったが、その時は到着したのが夕方で浅草寺へちょこっと立ち寄った程度だったので今回はその周辺をぐるぐる散策してみた。
まずは仲見世通りの途中から西へ延びる伝法院通りへ。通りの入口から一見するとどうってことないのだが、店舗などをよく見ながら歩くと店の屋根に「鼠小僧」が乗ってたりするなどさまざまな江戸情緒を醸し出す趣向が凝らされていて面白い。
伝法院通りを抜けると「すしや通り」と「ひさご通り」を結ぶ「六区ブロードウェイ」に出る。浅草演芸ホールをはじめロック座・浅草中映・浅草新劇場などなど続き、この通りで落語からストリップ・日活ロマンポルノ、懐かしの名画に至るまで楽しめてしまう濃いエリアだ。上映中作品もそうだが何よりもポスターが博物館にあるようなレトロなもので、タイムスリップしたようでちょっと感動した。この界隈はテレビが普及するまではかなりの賑わいがあったようだ。六区ブロードウェイの南側に続く「すしや通り」に入った。名称のとおり明治頃には寿司屋が多く並んでいたようだが現在は3軒ほどしか目に付かなかった。この通りにある「浅草 工房文字細工」という店でストラップを作ってもらうことに。2個依頼したが制作時間は15分ほど。
ストラップを作ってもらってる間に昼飯を食べることに。何を食べようかと新仲見世通り入ると「勇新」という鯨専門店を発見。子供の頃は鯨肉はどこでも売っていてよく食べたが捕鯨禁止になって以来、なかなかお目にかかれなくなった。注文したのは「鯨焼肉丼(1,200円)」。口に入れた瞬間、「食べたかったのはこれや!」と思わず心の中で叫んでしまった。久々に満足度200%の食事だった。
昼食を終えてストラップを受け取りに行き、今度は六区ブロードウェイを挟んで反対側にある「ひさご通り」へ。この通りの一角に「台東区立江戸下町伝統工芸館」というギャラリーがあり立ち寄る。1階の壁に伝統工芸職人たちの写真がずらっと並べてあり、1階・2階にその製品が展示されていた。この大量消費時代に何十年・何百年も受け継がれて来たであろう職人技で、現在もこうして製品が作られているのを目の当たりにすると感慨深い。
次に「花やしき通り」へ向かう。ここにある「花やしき遊園地」に行って見たかったのだが残念ながら臨時休業だった。花やしき通りを抜けて浅草寺へ。ここでおみくじを引いてみた。結果は「吉」、その中の「旅行」を見ると「道中、様々な難に堪えましょう」とあった。それを見てどんな「難」があるのかな、まあ気をつけようと思いつつカメラで風景を写そうとシャッターを押したら、な!なんと!メモリーカードがぶっ壊れましたぁ!上京してから今まで3日間に撮った写真データがすべて成仏(涙)。いきなり「難」が襲来。恐るべし浅草寺のおみくじ。まあ、予備のメモリーカードを持ってたので浅草界隈だけは撮り直し出来たし、全体運的な内容では良い事が重ねておこりそうとあったので気にしないでおこう(笑)。
その後、羽田に向かい帰阪した。