宿を出てまずは荷物をサンタ・アポローニャ駅(Estação Ferroviária de Lisboa-Santa Apolónia)のコインロッカーへ。ここのロッカーは3種類あり一番大きいのは子供が2・3人入りそうなくらい広かった。駅を出て近くにあるリスボンで一番大きなバロック様式の教会、サンタ・エングラシア教会(Igreja de Santa Engrácia e Panteão Nacional)へ。17世紀から建築を始めて完成までに300年以上かかったそうだ(1966年完成)。屋上テラスからの眺望はとても良かった。教会を出てガラクタやアンティークな物が並ぶ泥棒市(Feira da Ladra)を眺めながらポルトガル最後の王朝ブラガンサ家(Dinastia de Bragança)霊廟があるサン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会(Igreja ou Mosteiro de São Vicente de Fora)へ。マニエリスム(Maniérisme)の建築物でファサードが美しい。内部もアズレージョで飾られた回廊が目を引く。次に迷路のように入り組んだ街中を歩いてテージョ川(Rio Tejo)の方へ向かいファド博物館(Museu do Fado)へ。ファドとはポルトガルの民族歌謡だ。館内では演奏用ギターやアーティストの写真や映像を楽しめた。”Casa de Fado”と呼ばれるレストランや酒場へ行けば生演奏を観ることが出来るが時間が無いのでミュージアムショップでCDを2枚購入して出た。テージョ川沿いにある大通りからバスに乗りベレン(Belém)へ向かい、マヌエル様式建築物で世界遺産のベレンの塔(Torre de Belém)へ。ここのテラスからは対岸にあるクリストレイ(Santuáruo Cristo Rei)も見えた。塔から少し先にある発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)へ。テラスからは眼下に考古学博物館やジェロニモス修道院などが見える。モニュメント近くの地下道を通ってマヌエル様式の最高傑作と言われる世界遺産のジェロニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)へ。大航海時代にヴァスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama)が香辛料売却によって持ち帰った莫大な利益を資金に建てられたそうだ。2007年にはリスボン条約の調印式がここで行われている。修道院の西側に増設された国立考古学博物館(Museu Nacional de Arqueologia)も鑑賞したあと路面電車で移動して国立古美術館(Museu Nacional de Arte Antiga)へ行き、しばらく歩いたあと途中から地下鉄でロッシオ広場へ行きのんびりと食事をしたりして時間をつぶしてから再びサンタ・アポローニャ駅へ。22:30発の深夜列車ルシタニア号(Lusitania)でスペイン・マドリッド(Madrid)へ向かった。

サンタ・エングラシア教会

サンタ・エングラシア教会内部

サンタ・エングラシア教会のテラスより

“泥棒市”

サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会

サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会内部

ファド博物館

ベレンの塔

発見のモニュメント

国立考古学博物館とジェロニモス修道院

サンタ・アポローニア駅